アパレルでカップルを接客する!カップルの接客は大変?意見が割れた時の接客方法や気をつけることは?

お客様対応

アパレルショップにカップルで来店されるケースはよくあること。
1対1の接客は問題なく出来るけど、カップル相手は苦手という方も多いのではないでしょうか。

それぞれが意見を言い合って話がまとまらない。
意見が割れたときに、どちらに寄り添えばいいのかわからない。
接客が曖昧になってしまって購入に繋がらない。
カップル相手だと接客も2倍になってトークが追いつかない。

色んな悩みが出てくると思います。
慣れてしまえばそこまで苦手意識を持たなくてもなんなく接客が出来るようになりますが、カップルでなかなか話がまとまらず接客に時間がかかってしまうと頭を悩ませる方も多いかもしれません。

カップルの接客は難しいというイメージを持っている方は、自分なりの接客方法を見つけ、実践していけばお客様がカップルでも自然といつも通りの接客をすることが出来るようになります!

こちらの記事ではアパレルでカップルのお客様に対する接客の仕方や考え方について書いていきます。

アパレルはカップルの接客が大変?

カップルとなると一度に2人を相手にしなきゃいけない!
そうなると大変なイメージがあるかもしれませんが、カップルだからと身構えず、いつも通りの接客をすれば問題はありません。

カップルの場合、一緒に商品を見て動くことが多いので、むしろ複数人のお友達同士や家族で来られる方たちより接客はしやすい方です。
ただ、お客様によってはカップルで意見が散らばる可能性があるのでその時だけ大変に思うかもしれません。

それぞれが欲しい商品があって試着をしたい、迷っている、お相手からNGが出る、そのようなことがあると多少大変になるかもしれませんが、1人ずつ決めていったり、お客様同士見せ合ったり意見を言い合ったりさせれば楽しくお買い物をしてもらえます。

アパレルでカップルの意見が割れたらどちらの意見に合わせる?

買い物をしに来た方。


もちろん買い物をしに来た本人が欲しいものを買えるのが1番です。
ただ、お相手にも着て欲しいもの、そうでないものがあったりするので本人ではなくお相手の方がNGを出すことはよくあります。
そうなった場合、お相手の意見も聞きつつ、出来るだけご本人が欲しいアイテムを買えるように接客をします。
これだったらどうですか?とどちらの意見にも合うような商品がないか考え、提案していきましょう。

主導権がありそうな方。


お客様の会話を聞いていると主導権がありそうな方がわかります。1番簡単なのは主導権がある方の意見を汲んだ方が話は早いです。ただ、販売側からすれば正直なところやはり上記の項目と同じで、着る本人の要望を無視するわけにはいかないので、お相手の方が主導権がある場合は折り合いが良さそうなところを狙うのが無難です。

自分が売りたい商品を選んでいる方。


お店では日々販売強化している商品や在庫消化したい商品等、お店の事情で売りたい商品があると思います。
カップルでそれぞれ選んだ商品が違う場合、自分が売りたい商品を選んでいる方を押すのもありです。

似合っている商品を選んでいる方。

カップルのどちらであれ、単純にお客様に似合っている商品を選んでいる側に意見を合わせるのもいいと思います。
丈のバランス、サイズ感、お色など似合うものと着たいものがマッチしているとは限らないので、似合っている商品を選んでいる方に意見を合わせるのはとてもいいと思います。
また、理由を説明すれば尚説得力が出ます。

財布の紐を握っている方。

カップルでも同棲されている方はお財布が一緒のケースもあります。好みの問題だけではなく、金額的な問題も出てきた時にお財布の紐を握っている方は結構強いです。
可能であれば予算を聞いて、予算内で好みのものを提案するのがベストとなります。


カップルで意見が割れてしまったときは少々厄介ですが、どちらかだけの意見ばかりに寄り添うのはNGです。
カップルの会話を聞きつつ、両方に納得していただける接客を心掛けましょう。

アパレルでカップルがバラバラに商品を見ていたらどう接客する?

カップルがバラバラに商品を見始めると、どちらに行けばいいだろう…と焦ってしまう方もいるかもしれませんが、カップル2人とも観察し、1対1の接客のときのようにタイミングを見てそれぞれにお声がけをします。
ご本人ではなく、お相手の方が似合いそうな商品を発見してご購入される方も多いです。
彼女さんが見にきたから彼女さんだけに接客するのではなく、彼氏さんも巻き込んで接客をすれば、彼女さんの好みを知っている心強い助っ人になってくれたりもします。

カップルのお相手が退屈そうにしていたら?

カップルの場合、彼女の買い物に付き添って来ただけだから彼氏はとくに見る商品がないというケースも多く、退屈そうに横に立っていたり、レディースのお店へ入店しにくくて店前で待っている彼氏さんをよく見かけます。
特に悩んでしまう方やお喋りが好きなお客様は滞在時間が長く、彼氏側からしたら、まだかなーという気持ちになっちゃいますよね。
ですので、彼氏の方の様子も見ながら接客をすることが大切です。
横に一緒にいる場合は話を振って一緒に会話をすると次回も一緒に来やすいお店というイメージを持たれ、メンズ商品も取り扱っている場合だと接客によっては一緒に購入に繋がる可能性もありますので、気を配りながらカップルを接客してみましょう。

アパレルのカップル接客で、その他気をつけること。

異性のお客様に近づき過ぎない。

男性店員なら彼女に、女性店員なら彼氏のお客様に近づき過ぎない。ある程度不自然にならないくらいの距離を取って接客をした方がお相手の方を不快にさせない、ということも意識した方がいいです。
特に試着に入った場合は細心の注意を。
一歩引きつつ、試着された商品はどうかお声がけをし、ご本人やお相手の方にカーテンを開けてもらう。
もしくはカーテンを開けてもいいか確認した後、お相手の方に試着が終わったことを伝えに行き、一緒に見るかたちで店員がカーテンを開ける、という流れがいいと思います。

無理に話に割って入らない。

カップルを相手にする場合、カップル同士で悩み出したり意見を言い合ったりしているときに、提案やフォローをしたくなる場面が出てくると思います。
その際に無理に会話に割って入らず、タイミングを見計らって接客するようにすると、お客様が話し込んでいる間に自分自身もどちらがどういう理由で決定打に欠けているのか、どういう提案をここですれば購入に持っていきやすくなるのか、という思考整理がしやすくなります。
これはカップルに限らず複数人のお客様を相手に接客をするときにも有効なので、ぜひ意識してみてください。

まとめ

アパレルショップでのカップル接客は、一度に2人を相手にするため、少し難しさを感じることもありますが、適切な対応を心掛けることでスムーズに進めることができます。
カップルのお客様それぞれの意見を尊重し、どちらか一方に偏らないように提案することが重要です。
商品を見ている際には、バラバラに動くこともあるので、タイミングを見計らってお声がけをすることが効果的です。
また、付き添いの方が退屈しないように配慮することで、次回もお店に来やすい雰囲気を作ることができます。
アパレル業界では、接客時に相手の距離感や会話のタイミングを意識することで、お客様との信頼関係が築け、購入に繋がりやすくなります。
カップルのお客様にも満足していただけるよう、柔軟で丁寧な接客を心掛けましょう。

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